箕面市の眼科なら「小野原いくしま眼科」

小野原いくしま眼科

お知らせ

診療案内

・眼科一般・緑内障診療・コンタクトレンズ・ドライアイ
・アレルギー性結膜炎・眼精疲労・飛岐症・糖尿病網膜症 ·白內障檢診

当院では、眼科一般診療や、白内障、緑内障や眼底の病気の手術などの専門的な治療を行なって
おります。

検査内容

屈折検査

眼の屈折度を測ります。この検査で、裸眼にて一番見やすい距離、乱視の程度が分か り、メガネを作成する際の度数の基準にもなります。また角膜の形も大まかに解析で き、コンタクトレンズの形を決める際のデータとなります。
何か見るとき、眼の中の筋肉が働きピントを合わせます。近くを見るとき筋肉は強く働き、遠くを見るとき筋肉は緩みます。この筋肉が緩みきった状態ではっきりと見えて いる場所までの距離が屈折度に反映されます。屈折度というのは眼の形、特に長さに左 右されますから、身長体重と同じく体格を表現する数字と考えていただいてよいかと思 います。屈折度がマイナスに大きければより近くが見やすい目になります。このような眼は一般的に「悪い眼」と考えられがちですが、あくまでも近くがよく見える「良い眼 」であり、「悪い眼」では決してありません。
なおプラスに大きいからといってより遠くがみやすいとは限りません。こういった状 態の眼はモノをはっきり見えるために常に筋肉に力を入れる必要があり疲れの原 ります。この辺りはややこしいので別の機会にでも。
基本的に異常はないのですが、数字が大きすぎると何かと問題が生じやすくなります。

視力檢查

みなさんに一番馴染みのある検査だと思います。ものを正しく見ることかできているか を検査します。まさに「視る力」の検査です。気をつけていただきたいのは、眼科医としては眼鏡等を使用しない裸眼での視力よりも、メガネ等を使用した時の「透正視力」 の方を重要視しているということです。「裸眼視力」で見えてなくても「篤正視力」で見えているなら眼科医的には一安心です。逆に、「短正視力」に異常があるなら大騒ぎ、光の通り道に邪魔者がいるか、光を感じる網膜そのものに異常があるか、それとも他に原因があるのか、各検査にて明らかにしなければなりません。ただし初期の緑内障 の様に「短正視力」がよくても病気が隠れている時もありますので、決して油断はできません。

眼圧検査

眼は水風船のようなものと思ってください。水風船は内側からの水圧により硬さが決まります。しかし柔らかすぎると形を保てません。また硬すぎると、破裂することはまず ないのですが、各機能に悪影響を及ぼします。つまり「ええあんばい」の硬さでなければなりません。
眼球における内側からの水圧は「眼圧」と呼ばれ、先ほどの水風船例のごとく、やわらかすぎると、形がゆがみものをきちんと見ることができません。硬すぎると視神経に障害がおよび緑内障になる可能性が高くなります。
この眼圧を測定する検査です。検査には、眼に接触して検査するもの、接触せずに検査するもの、の二種類があります。接触する方は正確に測定できますが角膜に障害があると検査することができません。また局所麻酔を使用するため若干しみる感じがします。接触しない方は簡便ですが正確性に劣ります。また空気を眼に直接吹き付けて測定するため、患者さんの中にはびっくりされる方もいます。眼には大きな障害は生じませんのでご安心下さい。
なんだかんだいいましても緑内障において重要な検査です。

前眼部細隙好檢查

眼科医的には最も重要な検査。
特殊な顕微鏡を用いて眼を直接観察します。傷、炎症、混濁、白内障の程度など直接観察して判断します。また染色液と青い光を使用すればより詳細な傷の程度、涙の機能の評価などが行えます。特殊なレンズとの組み合わせで眼底の詳細な観察が可能、眼圧測定も可能、デジタルカメラが接続していますから、モニター画面にて眼の状態を患者さんといっしょに見ることも可能、等々、眼科診療には欠かせない「優れもの」の機械であります。
対象になる病気は、もちろんすべてです。

眼底検査・眼底カメラ

光を感じる部分である網膜、つまり眼にとってもっとも大切な部分を観察する検査です。
方法は、特殊な懐中電灯のようなものとレンズの組み合わせ、もしくは前眼部検査で 用いる顕微鏡と特殊なレンズの組み合わせ、などがあります。網膜剥離や糖尿病性網膜 症などの網膜の病気はもちろん、血管の状態から高血圧や動脈硬化を推察することがで きます。また紹膜の神経の出口である視神経乳頭部から緑内障の程度を判定することが できます。
眼底検査にて、より詳細な観察が必要なときは、散瞳が必要です。散瞳とは薬を用いて瞳孔を大きく広げることです。また調節機能も麻痺します。眼室孔の大きさは数時間ほ どで元にもどりますが、その間、光しい、もしくはピントが合いにくいといった 不都合な点が生じます。詳細な眼底検査に散瞳は欠かせません。検査後はご不便かとおもいますがご協力のほどをいた ましたら幸いです。
眼底カメラは眼底の状態を写真に記録できるものです。経過の変化を記録するためには欠かせません。

視野検査

人の視野は上下に約60度、耳側は70度、鼻側は約50度の広がりがあります。この視野を測定します。緑内障の診断において威力を発揮します。
視野欠損は軽度であればほとんど気がつきません。なぜならものを見る力は真ん中の視野に集中しており、周辺はなにかものがあるかどうか分かる程度です。緑内障の初期は真ん中から少し外れた周辺部から侵されることが多く、自覚はほとんどありません。
欠損が真ん中に近づいてくる中期から末期になって初めて気がつくようになるため、治療が遅れる原因なります。
視野検査には、全領域をおおまかに検査できるもの、緑内障でよく侵される領域に範囲を限局し詳細に検査するもの、の二種あります。当院は、緑内障の診断には欠かせない後者を導入しております。

網膜光凝固術 (レーザー治療)

網膜にできた孔「網膜裂孔」が「網膜剥離」に進展しないように、裂孔の周りをレーザーで焼き固める手術です。

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